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北京ヴァイオリンのkuuのレビュー・感想・評価

北京ヴァイオリン(2002年製作の映画)
4.0
布団+銭湯+猫+練炭+写真立て+出前+キスマーク+伴奏+毛糸巻き+ト音記号+ハイタッチ◎



中国の田舎からバイオリンの才能だけを頼りに北京に向かう親子のお話です

小春(シャオチュン)と名付けられた13歳の少年は思春期真っただ中
父は息子の成功を夢見て献身的に世話をします
果たして親子の未来はどうなるのでしょうか

胸を打つ温かいお話です

名曲もたくさん聴くことができます
チャルダッシュ♪トランペットヴォランタリー♪亡き王女のためのパヴァーヌ♪他
サントラに入っている曲ではナブッコ♪やヴァイオリン協奏曲ニ短調(第3楽章)♪が特に好きです
テレサ・テンの曲を小春がリクエストされていましたが曲名はわかりません💦

小春がとにかく可愛いです!ルックスは昭和の少年モノに出て来る真面目で上品な男の子のようです
シャオチュン観るだけでも価値がありました(笑)しかも、健気なんです😭💕

そして、お父さんが素晴らしくて泣いてしまいました😭💕
田舎で必死に働いて小春を育てて小春のために全財産をはたいて上京します
学も金も伝手もないのに大都会北京に息子への愛情だけでやって来るんです
その情熱に泣いてしまいました…愛が深くて…恥をかくことも厭わず必死に生きる姿は美しいです
お父さん役の劉佩琦(リュウ・ペイチー)の笑顔がたまらなく好きです

最初に教えてもらう江先生がまたいい味出してます!

近所に住む憧れのお姉さま莉莉が魅力的です😻

後半いくつかのタネ明かしが唐突過ぎて映画の流れを遮ってしまったことは残念でしたが
概ね素晴らしい感動的なストーリーで観て良かったです😊
kuu

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