あかぽこ

アンネの日記のあかぽこのレビュー・感想・評価

アンネの日記(1959年製作の映画)
3.8
原作は幼い頃読んだ児童学本程度の知識の名高き反戦映画の古典作品を今更ながら初鑑賞。

ゲシュタポからのユダヤ人追害を逃れる為、隠し部屋での複数人の共同生活しながら連合軍からの解放を待ち続け、物音も外にも出れない怯えながらの二年間の隠遁生活。

その中で人間のエゴや疑心暗鬼になってしまう心理状態。
それでも希望を捨てず生きて行こうとする意思。
…そこに恋愛が芽生えたりのほぼワンスチュエーションな舞台劇の様な作風。


潜伏がバレるかもしれない緊迫したシーンと、主人公の明るい笑顔や ほのぼのする雰囲気のシーン等とのコントラストで悲劇に向かって進むストーリーは、結果を知ってるだけあって観ていて辛いエンディング…(-_-;)


物語終了後、エンドロールは映らずに暫く悲しげな音楽だけが流れる余韻も とてもやるせない気持ちになりました…。

…主人公アンネ役のミリー・パーキンスさんは不勉強なが存じ上げませんでしたが、無茶苦茶綺麗~😍

…しかし 猫のムーシーが一番可愛かった~😍
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