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アンネの日記のhamokoのレビュー・感想・評価

アンネの日記(1959年製作の映画)
3.0
言わずと知れた「アンネの日記」に基づいた映画。
アムステルダムの隠れ家で過ごした2年間を描き、収容所のことは最後に語られるだけで比較的見やすい戦争映画かなと。

ほとんど隠れ家の中での撮影で、画面がほぼ変わらないので舞台でも通用しそう。
閉鎖空間での共同生活での
プライベートもなく、食糧もなく、いつゲシュタポがやってくるかわからないストレスに苛まれていく姿がよく描かれていたし
泥棒や治安警察が来たときの緊張感はこちらまで息を潜めてしまうほどだった。

最後を知っているだけに、希望を持つアンネたちを見るのがつらくなってくる。
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