鬼瓦ぁーーーーーーーー(笑)!!!
加藤隼戦闘隊を率いた加藤建夫を描いた60年代邦画
ガメラの特撮監督ということもあり、戦闘シーンの迫力は凄まじい!
空を飛ぶ漢たち、戦争の悲惨さ、散っていく命、軍人の家族たち……
プロパガンダな作品にせず、佐藤允演じる加藤建夫の人柄もよく描いた素敵な作品でした☆
真面目で朗らかで真っ直ぐで熱い、戦争映画なのにたまにクスリと笑えてしまうような作りも素晴らしい!!
兄貴、豊臣秀吉役が一番ピッタリと思っていたけれど、加藤建夫も滅茶苦茶似合う(*‘ω‘ *)
所沢飛行学校の教官となった加藤建夫(佐藤允)。
優秀な木原(平泉成)や中国からの留学生を育てつつ、お見合いをしたり、部隊長になったり大忙しだ。
しかし戦争が始まり、部下が撃墜され、加藤は遺族に詫びる日々を送る。
そして日米開戦。
最新鋭の"隼"を操り、加藤は次々と敵を沈めていくも、犠牲は大きく……
戦争映画はキャラの書き分けが難しいけれど、今作はみんな個性的で一人一人に感情移入出来た!
熱い漢な中尉時代から、部隊長になり厳しく皆の前では悲しむことも出来なくなる、加藤建夫の変化も見事。
お見合いするのに
「では、フラれてきます!」
ってズンズン行くの笑うわ( ゚∀゚)ノ
明るさと渋さと悩ましい姿が、佐藤允にドンピシャでした☆
木原の飼ってるワンコも最高!
号泣した!もうっ!!上手いよ!!!
クセの強い落下傘部隊には宇津井健!
平泉成も力強く激熱な軍人だった!
大好きな Ali Project の「隼の白バラ」を思い出しながら鑑賞。
日本万歳や戦争良くない!な押し付けがましさはなく、軍人たちをじっくりと描いた良作でした!