ざきを

レッスン!のざきをのレビュー・感想・評価

レッスン!(2006年製作の映画)
5.0
「天使にラブソングを2」と「コーチカーター」の社交ダンス版のような。デロリスやケンカーターとは違う先生像を、アントニオバンデラスがいい感じに演技してくれている。

どの映画でも同じように描いている、子どもの素行の悪さの理由。子どもたちも悪いけど、それを取り巻く環境の方が悪い。環境を悪くいうことなんて簡単だから、みんな環境や親のせいにして変わらない悪のループに陥ってしまう。そこで大事なのが、楽しく人として輝けるもの。それが歌であったり、バスケであったり、社交ダンスであったりする。

私も正直、この映画を見るまでは社交ダンスはお金持ちの嗜み、だと思ってました。
でもダンスから女性のリードの仕方、男性の扱い方、それぞれが息の合うことで成り立つこと、人生を歩む上で大事なことがいっぱいに詰まっている、素敵なものだって気づけました。ちょっとやってみたくなりました!

楽しんで、やりたくてたまらなくなって、本気で打ち込めるものがあること。本当に素晴らしいことです。目標や夢に向かって、輝いた目を持つことができるように、私も頑張っていきたい。
ざきを

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