至極まっとうなスポ根ダンスもの。
とはいえ実話というのが驚く構成。
社交ダンス教室のピエール・デュレインは地元の高校生の更生のため、高校でダンスを教えるようになる。
だが生徒たちは社交ダンスとは程遠いHIP‐HOPが好きな問題児たち。
社交ダンスと言えばラテンは欠かせない。
そこでラテンの色男であるアントニオ・バンデラスの登場である。
ダンスシーンでもひたすらに熱い色男である。
それ以外は案外小さく纏まった印象。
生徒たちは定番の面々だし、社交ダンスにHIP‐HOPを混ぜたといっても競技としては確かに規定からずれているので評価は不可能。
更生ものとしてはあまり特色のない映画であった。