豪華キャストとジョシュ・ハートネット特集の一本というのに惹かれてみたんですが、手堅いけれど月並みな出来。
キャスティングから予想されるほど、上手なアンサンブルでもないけれど、駄作でもない、といったところでしょうか。
でも、ジェナ・エルフマンが出演していて得したし、ナスターシャ・キンスキーはなんでこんなに若いの?と思わずびっくりするぐらい美しかった。
冒頭の家族の食卓の場面は、911前のアメリカのリベラルな家庭の生活はかくあるべしと言った感じで一見の価値があります。
良くできたテレビドラマみたいな感じで、わざわざ映画館で見るほどではないとは思ったけれど、見ても損もしないと思います。
(日本初公開時に劇場鑑賞)