さき

サーティーン あの頃欲しかった愛のことのさきのレビュー・感想・評価

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結末覚えてなさすぎて再び鑑賞。

観ていくうちに初めて観たときの、心臓が痛いって思ったのを思い出して行って。
その理由が映画が終わると気づくっていうかなりしんど目の内容ではあります。

基本的に流されて悪いことするっていうのに1ミリも共感はしないんだけど、初めて見たのが多分マジで13歳くらいで、あの当時は本当に心臓はち切れるかと思ったし、血が湧くんじゃないかと思うぐらい泣いた。

今考えれば何考えてガチ泣きしたんだって当時の自分の精神状態疑うけど、ちょうど不登校おっ始めて、闇映画にどハマりした時代だったので、なんでなんて考えるのやめました。

この映画がなんで結構しんど目の映画なのかアラサーが勝手に分析して解釈したら、ポイントが2つありました。個人的にだけど。

1つは主人公を取り巻く環境が精神的に崩壊しまくり。
何よりも愛する子供のいる家で薬中のオーバードーズに遭遇さすおかんの頭の悪さに驚愕。自分の葉っぱはさて置きな、俺はいいんだよ、な兄貴にドン引き。その他もろもろ主人公のいい子の面にしか目を向けない登場人物。

そしてもう1つはそもそもの映画としての演出が辛い。
主人公の感情が荒んでいくのを表してるのか、映像から色が徐々に抜けていくところ。ほんと、ものの見事に最後は色褪せてますね。
それがなんともいえないしんどさがある。
まぁ、パソコン壊れたかもなんて一瞬めちゃめちゃ焦ったけどw

あとはまぁ、若かりしころのかわいいかわいいヴァネッサちゃんが出演してますね。その可愛さが途中からめちゃめちゃ尊いんです。
さき

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