Mia

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのMiaのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます


出会うべくして出会ってしまった作品。
世の中にはまだ本作のような名作がたくさんあるんだろうな。


幼い頃に十分な愛を受けることができなかった数学の天才が主人公ウィル。
もう1人の主人公は大学の数学に精通した教授かと思いきや、本当の主人公は天才が刑務所にいることを阻止するために教授が面倒を頼んだセラピスト、ショーン。

私的にショーンの他に一番いいキャラだなと思ったのは親友。
才能を捨てて、俺は50年間現場仕事をしたっていいと言うウィルに、
俺が許さない。宝くじの当たり券を持ってるのに現金化する勇気がないんだ。みんなが欲しいものを持っているのに。
毎朝お前を迎えに行って酒飲んでバカするのも楽しいけど、朝迎えに行ったらお前が消えてるのが俺の願いだ。
って言える彼。
そんなこと言える人いる?


この作品はとってもいいセリフやシーンがたくさんある。
どんな仕事でも人の役に立ってる。
とか
失敗を恐れて挑戦しないんだ。
とか
別れや失うことが怖いから自分から捨てるんだ。
とか。

教授とショーンがウィルを思うあまり喧嘩するシーンなんて、もう...

ショーンとの時間が少しずつウィルを前向きにさせた。好きになった人を失うことになったっていい。今は会いにいく。そのせいで親友と離れることになったっていい。大丈夫。君は何も悪くないんだから。
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