このレビューはネタバレを含みます
キービジュアルを見るとマット・デイモンとロビン・ウィリアムズの年齢を超えた友情の物語のよう。
この二人の関係はとても素敵だけど、もっと印象に残ったのは、数学の教授が何年もかかって解いた問題をウィルがメモ用紙にちゃらーっと解いてしまう場面。
いつもマフラーのオシャレな教授が「ここが分からない」と言っても「簡単じゃん」という態度のウィル。
そしてそのメモは大事じゃないと火を点け、それを教授は火傷覚悟で消す。
教授もその世界ではとても優れた才能を持った人(ウィルの才能を見抜けるには私くらいの能力がないと無理、と言ってた)なのに、本当の天才を目にしてどんなに惨めな気持ちになっただろう。
あと悪友達がボロ車をくれた場面が好き。
ボロと言っても汚れた中古車くらいかと思ったら友達が組み立てた本当にボロボロの車だった。
あのボロ車で彼女に会いに行くラスト。
頑張れ、ウィル!
壊れるな!ボロ車!!