Reus

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのReusのレビュー・感想・評価

4.2
教授も解けないような難しい問題には簡単に解いて見せるのに、君がしたい事は何だ?というシンプルな問いには答えられないシーン。このシーンの切り取りを観たことがあって、ずっと観たかった作品。

本の中の世界からはこれまで多くの知識を得てきたが、辛い過去の影響もあり真の自分と向き合うのを恐れて、自分自身を見失っていた。

そんなウィルも面談を繰り返す中で徐々に心を開いていく。最初は面談を嫌っていたにも関わらず、面談終了の時間が来ても立ち上がらず話し続けたそうにする最後の方のシーンが印象的。

そして、百聞は一見に如かず。本の中の引用話ではなく、やはり外に出て自分の目で耳で経験した話こそが人を惹きつける。
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