こころの傷から逃げないことの大切さ。
虐待で心に傷を負い、心を閉ざしてしまっている天才不良少年ウィルと、妻に先立たれ心に穴が空いた心理学者ショーン。
心に負った傷を癒し治すことは簡単なことではないけれど、放っておいたところで体の怪我と違って勝手に治ったりはしない。
きちんと向き合わ必要があるのよね、、、
「君は悪くない」
あたりまえの一言なんだけど、でもきっとそれはウィルが心の端っこで1番欲しかった言葉で、一番の回復薬だったのだと思います。
そしてショーンも、きっとウィルと出会えたことで悲しみを克服できたのでしょう。
でも私はときには逃げてもいいと思うんです。
もしかしたら逃げたら回避できるものもあるかもしれない。
ただ、逃げて逃げてもしそれでも心がチクチクしたら、それはきちんと向き合わなければ治らないものだということ。
でももしも、それでもひとりでは解決できないときには、
ウィルにはショーン、ショーンにはウィルがいたように、
勇気を持って誰かに心を開くこと。
そうすれば手をとってヒントを与えてくれる人がきっといる。
キャッチコピーの
〝あなたに会えてほんとうによかった〟
は、ほんとうに何よりの言葉。
