【あなたに会えて、ほんとうによかった。】
心に傷を持った青年と大学講師の再生のお話。
急に無性に観たくなって(2年前くらいにも観たくなって観てる)レンタルで鑑賞。
ハーバード大卒のマット・デイモンが親友のベン・アフレックと書いた脚本を、2人と共にロビン・ウィリアムズが抑えた素晴らしい演技で魅せる。
2人の再生を、ドラマティックにし過ぎずに淡々と一歩引いた様に映し出す、ガス・ヴァン・サント監督の演出の妙。
主演のマット・デイモンはもちろん素晴らしいんだけど、脇をきちんと固めるベン・アフレックの演技・セリフがグッと迫りくる。
観直して気付いたけれど、ウィル・ハンティングって主人公の名前だったのか。
この作品の様に、観終わった後にずっと心に留まる映画には、中々出会えない。
「君は悪くない、君は悪くない」
ロビン・ウィリアムズの包み込むような優しい眼差しと演技を、もう新たに観ることが出来ないと思うと残念でほかならない。