日本の大人気格闘ゲーム「ストリートファイター」をアメリカが描いたらこうなりましたって感じのB級アクション映画。しかもチュンリーが主人公。
アジア人と欧米人のハーフという設定のチュンリー。幼い頃から父に武術を習い、パパ大好き~なんだけどそのパパが悪の組織にさらわれる。組織のボスは勿論ベガ。成長した彼女は謎の師範・ゲンに弟子入りし父を救出することが出来るのかという話。
意外とちゃんとアクション映画でしたっていうのが感想。
格闘アクションてんこ盛りでチュンリーが飛ぶ、蹴る、華麗に舞う。
ストリートファイター的要素といえばキャラクター。中でもバイソンが一番原作に近く良い感じなんだけどそれ以外のキャラクターは色々ツッコミたくなる…
ベガ、全然ベガっぽくない。普通のアメリカ人。恰好も普通。どうせならサイコクラッシャーアタックぐらいはやってほしかった。
バルログ、仮面や爪は原作通り。原作ではイケメンナルシストキャラなのだが、仮面外れたときにチュンリーがこんなことを言ってました。
「その顔じゃ仮面をつけて当然ね」。つまりそんな顔でした…
ゲン、おそらくストリートファイターZERO2に出てくる「ゲン」がモデルなんだろうけど原作では確か殺し屋だったはず。
チュンリー、そこそこ可愛い。スピニングバードキックっぽい技を使ったときはオォッとなりましたが百裂キックはせんのかい。
そういうツッコミしながら見たら楽しめました。サガットは実写化するとギャグになってしまうから登場させなかったのか?