ハッピーカート

人生は琴の弦のようにのハッピーカートのレビュー・感想・評価

人生は琴の弦のように(1991年製作の映画)
4.0
黄色い大地にこそ、
中国人の本質があるという、
第五世代の叙事詩。

文革を体験し、
中国の本質を必死に探す
監督が、もだえ、苦しみ、
格闘する魂の映画。

黒沢でいえば、
わが青春に悔いなしだが、
民族のスケールが違う。

盲人若者は文革の青年、
農民は大衆、盲老人は
毛沢東を象徴してるんだろう。
魂の無い今の人には
響かない映画だろうな。