ナツミオ

スター・トレックのナツミオのレビュー・感想・評価

スター・トレック(2009年製作の映画)
4.0
WOWOW on demand鑑賞

 ”宇宙、それは人類に残された
  最後の開拓地である。
  そこには人類の想像を絶する
  新しい文明、新しい生命が
  待ち受けているに違いない…”

中高生の頃、土曜深夜に再放送していたTVドラマ版のオープニング・ナレーションが思わず浮かんだ。
映画版は多分新旧とも未鑑賞。
今回、リブート・字幕版を初鑑賞したが、面白い〜〜♪♪♪

宇宙船USSエンタープライズの活躍を描いた人気SFドラマをリブートして映画化。おなじみのクルー陣のまだ若かりし日の初の冒険を描いてヒット。後にシリーズ化に発展!

受賞歴
第82回(2009)アカデミー賞メイクアップ賞

原題 『Star Trek』

2009年米作品127分
監督・製作 J・J・エイブラムス
製作 デイモン・リンデロフ
脚本 ロベルト・オーチー アレックス・カーツマン
撮影 ダニエル・ミンデル
音楽 マイケル・ジアッキノ
出演 クリス・パイン ザッカリー・クイント カール・アーバン エリック・バナ 
ウィノナ・ライダー レナード・ニモイ サイモン・ペッグ ゾーイ・サルダナ

(WOWOW番組内容より)
宇宙艦隊士官である父親を幼い頃に亡くしたカーク(パイン)は、自由な心を持つ行動的な青年に成長するが、父親の遺志を継ごうと宇宙艦隊アカデミーに入学。やがてバルカン星からの緊急救助要請を受け、宇宙艦隊のUSSエンタープライズが出発することになり、カークや親友マッコイ(アーバン)らアカデミーの若者たちも乗り込むことに。バルカン星を襲ったのは好戦的なロミュラン人だった。カークは副船長のスポック(クイント)と対立するようになるが……。

(WOWOW解説より)
1966年から3年間製作され、世界中に熱心なファン、“トレッキー”を生んだ、伝説のドラマ「スター・トレック 宇宙大作戦」。1979年に始まる映画版シリーズも好評だったが、後に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」も手掛けるJ・J・エイブラムスが監督し、新たに始まった新映画版シリーズの第1作が本作。TV版より前、カーク船長らおなじみのクルーたちの青年時代を描き、キャストも一新。フレッシュでテンションの高い、痛快SF冒険活劇に仕上がった。全米興収は2億5000万ドル突破の大ヒット。

オリジナルシリーズの中心人物、カーク船長とミスター・スポックの出会いと若き日の冒険を描く。

熱狂的ファンでは無いが、ドラマ版の記憶が一気に蘇った〜‼️
キャストもドラマ版の登場人物たちの若き時を舞台に、結構似せた俳優を起用している⁇

ドラマ版の刷り込みで…
・ニヨータ・ウフーラ = ウラ中尉
・ヒカル・スールー = カトウ
でしたネ〜

また、ドラマ版でも一番のお気に入りキャラ、ミスタースポック(当時はレナード・ニモイ)も激似♪♪♪
本物も出てたのは、嬉しい誤算。
2人並んでも違和感ないところは嬉しい♪
ドクター・マッコイも同じく♪♪♪

カーク船長も、スッキリスマートなクリス・パイン。TV版ウィリアム・シャトナーは、後半かなり重量系に変わっていったのが辛かった〜……

今回、新発見は、ドラマ版では影の薄かった⁇機関部士官チャーリー(ドラマ)、モンゴメリー・スコット役がMIシリーズのベンジー役、サイモン・ペッグ♪♪♪♪
こちらもコメディ担当キャラで良い役柄。
異星人の相棒、キーンザーが無口でスコティに結構ディスられているのに無反応なところは笑える〜


【印象のシーン・セリフ】
・スポックの父から幼少期の息子へ
“お前は自分の運命を決定できる
 問題なのは… どの道を選ぶかだ
  お前だけが決められる”

”論理を捨て正しいと感じる事をしろ“


ラストに懐かしのドラマ版テーマソングや若山弦蔵のナレーションが浮かぶセリフもあり、熱い想いが沸々と。

懐かしくも、新しいシリーズ。
続編もあるようなのでハマりそう⁈
今頃⁈





【忘備録】ネタバレあり
(登場人物)Wikipediaより
- 惑星連邦の人物
・ジェームズ・T・カーク 
James T. Kirk
演 - クリス・パイン
日本語吹替 - 阪口周平
本作の主人公である地球人男性。
宇宙艦隊候補生。愛称は「ジム」。
『宇宙大作戦』では誠実な人物であるが、本作では家庭環境に恵まれず、気性の荒い人物として登場している。パイク大佐の勧めで宇宙艦隊アカデミーへ入学するも、模擬戦闘で不正を行うなどの問題行動が絶えない。

・スポック Spock
演 - ザカリー・クイント
日本語吹替 - 喜山茂雄
エンタープライズ号の副長を務めるバルカン人男性。
宇宙艦隊中佐。
バルカン人と地球人のハーフであることで幼少時に差別を受けた経験があり、バルカン科学アカデミーへの入学を蹴って宇宙艦隊を志す。宇宙艦隊アカデミーでは教官も務めており、模擬戦闘で不正を行ったカークに対し当初は不信感を抱く。

・クリストファー・パイク  Christopher Pike
演 - ブルース・グリーンウッド
日本語吹替 - 田中正彦
エンタープライズ号の船長を務める地球人男性。
宇宙艦隊大佐。
『宇宙大作戦』では2代目船長であったが、本作では初代船長として登場しており、建造所近くのバーでカークと出会う。カークにも亡父と同様に高い素質があることを見抜き、宇宙艦隊アカデミーへの入学を勧める。

・レナード・マッコイ Leonard McCoy
演 - カール・アーバン
日本語吹替 - 宮内敦士
宇宙艦隊アカデミーでカークの友人となった地球人男性。
宇宙艦隊候補生。愛称は「ボーンズ」。
飛行恐怖症であったが、離婚によってすべてを失ったため、やむなく宇宙艦隊に志願した。エンタープライズ号には医療士官として乗船するが、先任の医療主任がナラーダ号による攻撃で死亡したため、一時的に医療主任となる。

・ニヨータ・ウフーラ Uhura
演 - ゾーイ・サルダナ
日本語吹替 - 東條加那子
建造所近くのバーでカークと出会った地球人女性。
宇宙艦隊候補生。
スポックと恋仲であり、カークからの口説き文句を毎回のように受け流している。エンタープライズ号には通信士官として乗船するが、先任の通信主任がバルカン語とロミュラン語を区別できなかったため、一時的に通信主任となる。
『宇宙大作戦』にあわせ、日本語版吹き替えでは「ニヨータ・ウラ」という名前になっている。

・モンゴメリー・スコット Scotty
演 - サイモン・ペッグ
日本語吹替 - 根本泰彦
研究所でカークと出会った地球人男性。
宇宙艦隊少佐。愛称は「スコッティ」。
トランスワープ転送理論を打ち立てた技術者であるが、とある事情により辺境の惑星に左遷されていた。老スポックの手助けにより、カークとともにエンタープライズ号に乗り込み、そのまま機関主任となる。
『宇宙大作戦』にあわせ、日本語版吹き替えでは「チャーリー・スコット」という名前になっている。

・ヒカル・スールー Sulu
演 - ジョン・チョー
日本語吹替 - 浪川大輔
エンタープライズ号の操舵手を務める地球人男性。
宇宙艦隊大尉。
操舵の技術のみならず近接格闘術にも長けており、カークとともにバルカン星に降下した際は、携帯用の日本刀でロミュラン人を討つ活躍を見せる。なお、初航行の際に緊張から操舵ミスをしているが、それが却ってエンタープライズ号を救う結果となっている。
『宇宙大作戦』にあわせ、日本語版吹き替えでは「ヒカル・カトウ」という名前になっている。

・パヴェル・チェコフ Pavel Chekov
演 - アントン・イェルチン
日本語吹替 - 粟野志門
エンタープライズ号の航海士を務める地球人男性。
宇宙艦隊少尉。
『宇宙大作戦』では若く未熟な人物として描かれていたが、本作では若いながらも有能な人物として登場している。また、前者が2245年生まれの22歳なのに対し、後者が2241年生まれの17歳であるなど、年齢設定も異なっている。

・サレク Sarek
演 - ベン・クロス
日本語吹替 - 佐々木睦
スポックの父であるバルカン人男性。
惑星連邦大使。
幼い頃のスポックに感情の抑制や自分の道は自分で決めることなどを説く。『宇宙大作戦』での彼自身同様、息子が宇宙艦隊へ進路を決めたことに失望感を抱いている。

・アマンダ・グレイソン 
Amanda Grayson
演 - ウィノナ・ライダー
日本語吹替 - 岡寛恵
スポックの母である地球人女性。
民間人。
バルカン星が崩壊する際、他のバルカン人とともに脱出を試みるが、転送される直前に足下の岩盤が崩れ、命を落とす。

・ジョージ・カーク
演 - クリス・ヘムズワース
日本語吹替 - 松田健一郎
カークの父である地球人男性。
宇宙艦隊少佐。
ナラーダ号による最初の攻撃の際に、シャトルで逃げるケルヴィン号の乗員たちを救うため、敢えて自ら囮となりナラーダ号に特攻し殉職する。『宇宙大作戦』では存命であり、カークが宇宙艦隊を志す原因となったことが語られる。

・ウィノナ・カーク
演 - ジェニファー・モリソン
日本語吹替 - 牛田裕子
カークの母である地球人女性。
宇宙艦隊士官。
ナラーダ号による最初の攻撃で産気づき、ケルヴィン号の医療用シャトル内でカークを出産する。

・キーンザー
演 - ディープ・ロイ
研究所でスコットと行動を共にしていた異星人男性。
宇宙艦隊士官。
外見上は岩のような顔をしており身長が低く、無口で言葉を発することは滅多にない。また、スコットからしばしば軽蔑や非難をうけているが、気にする素振りは見せない。具体的な種族名は劇中でも触れられていないため不明である。

・ゲイラ Orion
演 - レイチェル・ニコルズ
ウフーラのルームメイトであるオリオン人女性。
宇宙艦隊候補生。
過去作に登場したオリオン人女性は皆黒髪だったのに対し赤毛である。恋愛相手を部屋に連れ込むためルームメイトのウフーラからウンザリされており、その相手の一人がカークであった。他の候補生と同様、緊急招集にかけられるが、乗船した艦もその後の生死も不明である。

- 未来から来た人物
・老スポック Old Spock
演 - レナード・ニモイ
日本語吹替 - 菅生隆之
『宇宙大作戦』と同じ時間軸の未来から来たバルカン人男性。
『宇宙大作戦』に登場したスポックその人であり、これまでの作品と同じレナード・ニモイが演じている。
ネロによってバルカン星が消滅させられる様子を目の当たりにし、歴史をもとの流れに戻すため、カークをエンタープライズ号の船長にしようとする。物語の終盤ではかつての自分の前に現れ、カークとの信頼関係が二人の未来に大きな意味を持つことを説く。

・ネロ Nero
演 - エリック・バナ
日本語吹替 - 山野井仁
『宇宙大作戦』と同じ世界の未来から来たロミュラン人男性。
未来でロミュラン星が崩壊したのは惑星連邦の意思決定が遅れたためと考えており、過去にタイムトラベルしたことに乗じて惑星連邦の壊滅を目論む。

・Orion slave girl
演 - ディオラ・ベアード

・Ayel
演 - クリフトン・コリンズ・Jr


【オープニング・ナレーション】
(Wikipediaより)
ナレーション 若山弦蔵

”宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。
そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。

これは人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った、宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。“
ナツミオ

ナツミオ