“星間旅行”
私はカーク船長がA.カーシュナーで、L.ニモイの頃からMr.スポックの耳が尖っているぐらいしか知らないから、ノスタルジーは喚起されないし、この膨大なフランチャイズを追う事は諦めていた。
しかしその後のSFに多大な影響を与えた作品群であるし、今作はそのダイジェストを観せてくれそうなので、観てみた。
チャラくて要領はいいカークと生真面目で融通は効かないスポックという設定はオリジナルに準拠したものかは知らないが、関係性を明快にするのに役立っている。
私程度のリテラシーでもついていける親切設計で、アメコミ王道の展開もかえって清々しい。
入門編にはお勧め出来る。