ジョジー

バンガー・シスターズのジョジーのレビュー・感想・評価

バンガー・シスターズ(2002年製作の映画)
3.7
久々の再鑑賞。もう随分前に観たからほとんどストーリー忘れてた(・・;)
60〜70年代、大物ロックスターのグルーピーだったスゼットとヴィニー。弾けまくっていた過去が何となく伺われる。
今は弁護士の奥様に収まったヴィニーのもとへ、仕事をクビになったスゼットが訪れる。彼女は年はとったもののあの頃のまま。
家族に過去を知られたくないヴィニーにしてみれば、スゼットは招かれざる客のはず。でも違った!彼女の訪問でヴィニーは気づいてしまう。良妻賢母な自分が夫と娘たちにとっては都合のいい人間なだけではないかって。
スゼットはヴィニーの幸せを壊しにきたんじゃなく、幸せを運んできたんだろうな。母親にも若い頃があって、家族の言いなりではないひとりの女性なんだと。
自分にはそんな弾けた青春ないけど、何かヴィニーの気持ちに共感したな。長女のハイスクール卒業のスピーチには少しだけうるっときた。

スゼットを演じたゴールディ・ホーンが年齢を経ても可愛らしくてセクシー! ヴィニーを演じたスーザン・サランドンが唐突にファンキーな母になるのが受ける。
女同士の友情にはこのふたりはハマる。あと、ジェフリー・ラッシュの役所もちょっぴりだけど重要かも。

重い映画を観た後の息抜きになる楽しい作品。
ジョジー

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