なおさん

レミーのおいしいレストランのなおさんのレビュー・感想・評価

4.0
料理がちゃんと美味しそうで、好感度大!
序盤、コレットの料理トークで「美味しいバゲットの音」を聞かされた時は、ごはん派の私も(美味しそう…!)と思いましたよ。

キーワードは、レミーの憧れ・グストーのモットーである「誰にでも料理はできる」。

途中、いきなり恋愛にうつつを抜かし始めるリングイニに苛々しつつも、よく考えたら主人公はレミーの方でした。
悩んで時々失敗しながらも前に進むことを選び、自己認識がネズミから料理人に変化していく成長模様は、まさしく主人公!

テンポの良いストーリーに加えて時々クスッと笑わされる。
所々に優しいメッセージが散りばめられていて、好きな作品でした。