日下勉

その壁を砕けの日下勉のレビュー・感想・評価

その壁を砕け(1959年製作の映画)
2.0
隠れた秀作との評を見たので視聴。

うーむ、ストーリーが都合が良すぎじゃないの?
たまたま事件に関連する場所に行ってみたら、真犯人とおぼしき人物が藪の中からブツを持ち出すところに出くわすとか、誤認逮捕の理由が「車で走り去った」という証言のみで、たまたま通りかかった人物を捕縛し、面通しと称して事件後まだ人事不省であったおばあさんの証言のみで逮捕する警察の捜査の杜撰さとか、いろいろ突っ込みどころは満載。特に解せないのは、誤認逮捕した警官と「じゃ」と爽やかに握手を交わすシーン。んなことふつーあるかい(笑)

ただ芦川いずみさんがとても可愛かったのと、昭和30年代の新潟の風景が観れたこと、長門裕之が自転車でバスを追う時の伊福部昭さんのゴジラっぽいスコアに星2つです。
日下勉

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