その壁を砕けのyusukepacinoのレビュー・感想・評価

どん底に突き落とされる。
あまりに杜撰な誤認逮捕に巻き込まれる男性とその婚約者。まさに幸せの絶頂にある2人の不運、災難。
出演者もそうだがそれを支える監督含めたスタッフが当時の名手揃いという隠れた良作。
サスペンスフルに仕上げられた作品で起承転結がしっかりしており非常に見やすくなっている。
芦川いづみがやはり美しく、重い空気感に色を添える。
しかしこんな適当な捜査で捕まったらたまったもんじゃないなという内容で最初から丁寧に検証しておけばこうはならなかったのではないかと思えた。

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