Mの放浪映画日記

その壁を砕けのMの放浪映画日記のレビュー・感想・評価

その壁を砕け(1959年製作の映画)
3.3
評価が高かったので鑑賞。良くも悪くも普通のサスペンス映画、芦川いづみの綺麗さによって作品に華が出ていた印象でした!!
以下気になった点をまとめます!

まぁ…とにかく事件現場のリアリティが凄かった、目を背けたくなる様な仕上がりになっていた。白黒だから良かったもののカラー映画であれば、血の色込みで目に入ってくるから夜寝られなかったかも。グロテスク、ではないけど妙にリアルな事件現場。当時の実際の事件現場の写真をもとにセットを作ったのかも、と勝手に考察。余談ですが、犯人の追跡シーンの緊迫感めちゃ良かったです!!思いの外ハラハラしました。

あと、犯行現場再現の際の女性の叫び声がリアルすぎて怖かった。思わず耳を塞いでしまった。この当時の役者さんの演技力の半端なさに驚きました。

1番推したいシーン!! 警察が子供に「あっち行ってな」と子供と一緒に向こうへ行った直後、そこへ、その子供たちだけが戻ってきたシーンは笑いのユーモアを感じました。意外と好きですこのシーン。

最後に。見ているだけで癒される昭和の風景が多々あることを言っときたいです!! 今作は白黒映画でしたがもし、カラー映画であればさぞかし癒される自然の風景を見ることができていたでしょう!! 是非ともカラーでも見てみたいな、と思いました!

以上です、ひたすらに芦川いづみが綺麗だったという印象が強く残ってますね。いつかは、芦川いづみ作品を制覇したいものです…。
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