ももさく

シェルブールの雨傘のももさくのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
2.4
雨の中、男性が修理が終わった車に乗っていく。残業を頼まれた青年だったかが劇場に行く予定があり断る。そして彼女を迎えに行く。


ジュヌヴィエーヴ・エムリ (カトリーヌ・ドヌーヴ)(歌:ダニエル・リカーリ)17歳。ギイの彼女。

ギイ・フーシェ (ニーノ・カステルヌオーヴォ)(歌:ジョゼ・バルテル )20歳の自動車整備工。

エムリ夫人 (アンヌ・ヴェルノン )(歌:クリスチアーヌ・ルグラン )ジュヌヴィエーヴの母親。傘店を営む。夫は亡くなっている。

エリーズおば (ミレーユ・ペレー )(歌:クレール・レクレール )ギイの叔母。常に寝込んでいる。

ローラン・カサール (マルク・ミシェル )
(歌:ジョルジュ・ブランヌ )宝石商。エムリ夫人の借金の助けをする。

マドレーヌ (エレン・ファルナー )(歌:クローディヌ・ムニエル )ギイの叔母の世話をしてくれた大人しい女性。


シェルブール→ 、フランス北西部、イギリス海峡 (La Manche) に突き出すコタンタン半島先端に位置する港湾都市である。

母親がオカリナを趣味でやっており、この映画の曲を練習してるらしく映画の内容は知ってるけど一応見ておきたいって事で、近辺のレンタル屋を探しても見つからないと言うので私ん家から近くのレンタル屋で探したらあったんでレンタルしてきて貸す前に、どんな映画なんだろ?と思い、見とくかと何の情報もなしに見た。

そしたら、歌ってんだ。1964年のフランス映画で古い!。全員口パクで後からプロ?の歌を入れてると思うと驚き。ずーっと歌ってんだかと思ってたら、かなり後半で普通に話し出す時もあったり。

歌ってる割に歌は、あまり印象に残らずでメロディが切なげで残る。

あの夜に結ばれたんだろうな…って思ったんだけど、そういったシーンじゃなくて、そこら辺のカットを入れてくるあたり面白いなと思った。

緑の壁に赤いカーテン、青いドアとか、花柄の壁紙に白いドア、ピンクと紫の壁紙に緑のドア、茶色のジャケットに青いシャツ、などなど凄い組み合わせの色使い。

ジュヌヴィエーヴ演じるカトリーヌ・ドヌーヴの顔がめっちゃ綺麗。ヘアスタイルとか服装もとっても可愛い。メイクも美しい。マドレーヌも綺麗なんだけども後半のキノコみたいな髪型!凄いカットの仕方だなと思ってしまった。

私は下着好きで、昔、少しだけ下着屋で働いていた影響もあり私は女性ですけど女性の胸の形とか見がちなんですがブラジャーつけてます?って感じの胸が多かった。ブラ付けりゃもう少し丸くできるんじゃ…って気になってしまった。時代なんですかね。

更衣室に引っ掛けて自転車置けちゃうとか、私は色んな所で働いたけど更衣室ない所が多かったんで、ちゃんとした更衣室いいなぁと思ってしまう。

納税通知、ネックレス、兵役、結婚式、売春婦?、雪の日のガソリンスタンドも印象的。

親子で傘屋で、ほとんど何もしとらんし客も来ないし、どうやって生活してんだ?。

指輪の交換が雑じゃない?。

全然エロさとかは、ないんだけど、やたらイチャイチャするなぁ、ジュテーム、ジュテームうるさいし、めちゃくちゃキスシーンが多い訳でもないのにスキンシップが多いせいかくどく感じてしまった。そもそもお互いの何が?ジュテームになっちゃってるの?って感じだし。恋しちゃってると、何がとか無い人もいるんだろうけど、ようわからん。

途中でも、え〜!って思うし、え〜!終わり!?とも思うけど、人生って案外こんな感じの人多いのかもとも思う。

映画みたいに綺麗な人生を送る人も、いないとは言わないけどー。

91分?って思えないくらい私には長く感じてしまった。