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シェルブールの雨傘のAのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
2.8
それほどミュージカルに抵抗があるわけではないけれど、何で歌ってるんだろうが終始頭から離れなかった。弱ってる伯母さんに高くて綺麗な声で歌われても、生活に困窮していると派手な格好で明るく歌われても、違和感しかない。音楽も基本的にはずっと同じ調子だし。
あれだけ脳内お花畑で「愛してる」と言っておいて1年足らずで別の男性と結婚する娘と、若さを理由に結婚するなと言っといて娘に一目惚れした金持ちが現れたら結婚を勧める母親は、親子だなという感じ。もう少し躊躇ってもいいだろう。そしたら『ラ・ラ・ランド』のようにラストがもっと響いた気がする。
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