月下香

シェルブールの雨傘の月下香のネタバレレビュー・内容・結末

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

🌙2023.01.17__23-04

結局人生は全てタイミングという事なのか?

全ての台詞が歌のミュージカル映画

私的にはジェヌヴィエーヴが自分勝手だと感じ
最後まで気持ちが入り込めなかった
時代背景とかギイの兵役なども関係あると思うが
あんなにもギイからの手紙を待っていたし
ギイとの子供も出来たというのに
突然現れたお金持ちのローランとあっさり結婚
少し前までギイが居なければ死ぬとまで
言っていたのに...!という気持ち
ギイに同情
ローランに惹かれたシーンやローランとの接触が
もう少しあれば気持ちが入り込めたのかもしれないが作中では母と3人で食事して
一度散歩に出かけたぐらいしかローランとの
シーンが無かったから着いていけなかった
ただ最後はギイもマドレーヌと結婚して子供も
生まれ店を持ち幸せそうだったから良いのか...?

17才ですぐに結婚をしようとしたり
ザ・若者の恋愛という感じ

作中の色使いがカラフルですごく素敵だった
背景と衣装が同じ色になっていたのも珍しい
店内から見た街中の様子や構図など
全体的に映像は凄く好きだった

ミュージカル映画なのにダンスが
一切無かった事も珍しい

途中までは正直つまらなかったが
後半から話が展開してきた感じ
ラストシーンは凄く好き
月下香

月下香