★この映画の存在を知ったのは赤川次郎のエッセイ「三毛猫ホームズの映画館」で、著者が好きな映画の1本と書いていたのが印象に残っていた。
★のちに東京国際ファンタスティック映画祭にてジャック・ドゥミ監督回顧特集のうちの1本として上映。この時はスルーして行かず。今になって後悔。行っときゃ良かった。
★結局、最初に自分で鑑賞したのはレンタルビデオで。数年前にようやくリバイバル上映にてスクリーンで観た。
★画面の色彩設計、音楽が素晴らしい。ストーリーは良くある出来事というか、ありふれた出来事というか。逆にありふれた出来事をここまでドラマチックな悲恋話として描くのに、色彩設計や音楽の作曲に力を注いだのか。
★98年には、パリに滞在中、偶然にもジャック・ドゥミ監督の墓前参りをする機会があった。パリの墓地は有名人のお墓が判るように入り口に名前入りの地図があるのですよ。
