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シェルブールの雨傘のKtkTのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.3
ララランドがこの作品をオマージュしてると聞いて鑑賞。言わんとしてることは分かるけど根本的な意味合いが全然違う…ラストが似てるっちゃ似てるんだけどその時の2人と心境とか理由とかがまるっきり別物。でも、色彩の使い方とか、後半にかけて落ち着かせていく感じとかは確かに似ていた。

この映画はオープニングが一番好き。行き交う傘の計算された動きがなんだか楽しくて延々と見ていられる。三部構成で一部が盛り上がって二部が眠くて三部がグッとくる。そういう意味では秒速5センチメートルに似てる(^^;
なんというか主人公たちがちゃんと時を経て成長していくから、だんだんと変化していく心境や考え方も妙に納得できる所がある。だからこそ…っていう話なんだけどね。全編ミュージカルなのに一歩引いたところから見たような大人な恋愛映画。
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