さみわん

蝿の王のさみわんのレビュー・感想・評価

蝿の王(1990年製作の映画)
-
無人島に漂流した少年達が、救助の見込みも立たない中、手探りで生活し、疲弊し、やがて狂気に走ってしまう話。秩序を保とうとする者、利に走る者、流される者。色々考えさせられる作品。
子供達への配慮もあると思うが残虐なシーンは基本、誰が加害者かわからないシルエットとなっている。炎に照らされ踊る影が不気味で多数による自分が特定されない状態なら進んで加担するような…そんな心理状態をうまく表現していたと思う。
★子供の死も描かれるので注意。
さみわん

さみわん