トランティニャン

ドラッグストア・カウボーイのトランティニャンのレビュー・感想・評価

2.5
とりあえず記録。
「ヤク中映画」は、縁が無いために(あっても困りますけど)彼らの「リアル」がつかみづらいのが難点。ただ、 「バスケットボール・ダイアリーズ」や 「トレインスポッティング」に代表されるように、90年代の優れた青春映画はドラッグと共にある、と言っても過言ではない。

ガス・ヴァン・サントはよく多用するのでしょうか、「エレファント」でもみられた、早回しの空。まるで生き急ぐかのように流れていく雲と、全く動かない建物。この画は何か狙ってそうで興味深い。雲は若者なんでしょうかね。
あと、オープニングとエンディングで流れる8ミリフィルムも掻き立てられるものがあった。