麻薬常習者を描いた作品は凄い好きで、トレインスポッティングはオールタイムベストだし、レクイエム・フォー・ドリームの衝撃は一生消えない。
今作は麻薬常習者のカップルが、ドラッグ欲しさに薬局を襲撃していくシーンから始まるが、上記の作品程悲惨さや、常習者特有の退廃さは皆無で、一体何を撮りたいのかイマイチ掴めず。まぁ、ガスさんなので、シュタイリッシュで淡々としたストーリーの雰囲気映画なのは監督のカラーだから、そういうものか。
インパクトは無いが後の「マイプライベート・アイダホ」に通じていくという意味では興味深くは観ました。
