これだけ評価が投稿されてるにも関わらず星がなさすぎると思ったが。
原作は冬になる度読むほど好きだが、
情緒の良さや、文章の美しさ、情景、メタファーなどを映像にして表すのはやっぱりとても難しいと思った。
演者や表現が悪かったわけではないが、映画の作り手側のフィルターを通すことで、純文学の原作の良さを消してしまっている。
朗読劇にしない限り、難しいのではないかと思う。
一方で、死や性描写が多く出てくるのに、(意味を伝え切れていないと思ったが)チープに着地しなかった雰囲気はとてもよかった。
が、何を差し置いても原作を超えない。