違う!違うんだ!全く違う!
僕たち私たちのノルウェイの森はこんなのじゃなかったはずだ。
どうしてこうなった?
ナオコの解釈違い。
松山ケンイチのワタナベくんはすごくハマり役だったし、ミドリもまぁ、良かった。
でも一番大事なナオコがただ競歩で歩くヒステリックな女としてしか演じられてないことにショックを隠せない。
ナオコはあんな泣き方をしないし、もっと繊細で儚げで、いつでも消えてしまいそうな女性のはずだ。
木の側で3人がいる比喩表現のようなシーンも悪くないが、こんな表現しか出来なかったのか?と疑問に思う。
ラストの「どこにいるの?」に対する解釈も悪くはなかった。ワタナベの心の在処の問題なのかな、ということだろう。