おくにゃん

ノルウェイの森のおくにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ノルウェイの森(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

急に思い立って観た。

思春期の精神的にナイーブな年齢の時期だよね。
キズキは、直子と愛しているのに出来ないことに真剣に悩んで、自殺したのかな。

直子は、キズキが自殺してしまってひとり残されてしまったことで、心の隙間を埋めようと、キズキの友達ワタナベと付き合うことにしたのかな。でも、心が病んでしまってキズキとワタナベの間で自殺…

ワタナベは、直子がキズキを失ったことを心配して最初は付き合うことにしたのかな。
でも、キズキと直子の悩みの内容を知って、衝撃を受けたに違いないのに、あまり動じていないように見せているのか、見えるのか、
女心をくすぐる、優しくて、寄りかかりたくなるキャラクターだと思った。

ハツミは、永沢が自分勝手で女性軽視していることに気づいて、別れて違う男性と結婚したけど、やっぱり永沢を愛していて忘れられなくて、幸せを掴めなかったために自殺…

キズキと直子とハツミ
3人も自殺なんて…

レイコは色気がある。ワタナベに「私と寝て」
ってって、女性から言うの大人の女性って感じで良い。ワタナベも断る理由なんてなかったんだろうな。

緑は、彼氏と別れてワタナベにアプローチを何度もする。
両親を亡くして、ワタナベに「これからは、幸せになりたい」と言う。
緑には、ワタナベと恋人になって幸せになってほしい。

簡単にひとは死ねないのに、負の連鎖。
暗いストーリー。いいことばかりではないはずだけど、ワタナベからみた視点でいうとひとが死にすぎる。
ワタナベはこの体験から未来を強く生きていくのかな。
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