スカパーにて。原作が大和和紀の漫画とのこと。
ナンノが医大学生役。両親を失っており“あしながおじさん”の援助により進学。学校の教授（神田）に恋する。
またチョット嫌な感じのイケメンクラスメイトとも時を追って理解し合うようになる。
しかし、どうにも盛り上がりに欠ける。
例えば学長（神山繁）があしながおじさんかと予想するが、あまりミスリードになっていない。
明らかに学長が謎のあしながおじさんじゃないの判るもんね。で、案の定神田正輝演じる教授が影の援助者でしたー…でしょうねぇ！知ってた！
イケメンのクラスメイトも金持ちでいけ好かない奴なのに、主人公の理解者へと変貌するのがちっとも自然じゃない。
ましてや、血色の良い神田正輝がテッカテカな顔のまま末期癌で死ぬって言われても説得力無さ過ぎるよ。
少女漫画なら良いかも知れんが、あくまで実写映画だからねぇ。
学生寮の遣り取りとか、柳沢慎吾の絡みとかも、学生生活の描写として浅いなあと思う。
