出産のシーンから始まり出産のシーンで終わる。
向陽という青年が生まれてから父親になるまでの、家族の物語。
目まぐるしく変わる時代と対象的で、向陽が成長しても幼い少年をしつけるように干渉する父親との…
このレビューはネタバレを含みます
1967~1997年、文革や都市開発などが、ここでの父と子にも大きな影響を与えたことがわかる。
胡同に面した共同住宅は中国伝統建築物、それが壊されていくシーンは古き良きものが無くなっていく寂しさ切な…
このレビューはネタバレを含みます
向陽の父親は強制労働の時に右手の親指を骨折しており、絵を描くことができなくなっていた。向陽に絵の才能があると感じた父親は「自分の出来なかったことを子どもに求めるようになる」。
この欲求によって、友人…
↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆☆
“地震、雷…
1976年文化大革命後の時代から父と息子の絆と葛藤の30年を描いた作品
物語に感動したが映画の中で主人公の絵画作品として張曉剛(ジャン・シャオガン)が使われていて時代背景として良いが張曉剛の自伝で…
タイトルになっている胡同(ふーとん)というのは中国の伝統的な集合住宅のようなもの。近年の経済成長にともなって少しずつ姿を消しているという。そんな胡同でつつましく生きる家族を映した物語。
胡同をはじ…