このレビューはネタバレを含みます
【勝手に家系ホラー映画祭りvol.4】
公開時期は確か『エクソシスト』と同時期だったかと。『エクソシスト』の公開前の大宣伝から映画のトレンドが怪奇映画からオカルト映画へと派手目な感じに移行し始めたころなので、『ヘルハウス』はとても地味な作品に感じて当時観てないの。オカルト映画って感じの匂いがなくて、全時代の怪奇映画という匂いを感じてた。初鑑賞はレンタルビデオ全盛期、そしてDVD入手してトータル4回目くらいの鑑賞。私が歳をとったせいか、最近のホラーに辟易してるせいか、今回の鑑賞が一番楽しめた。多分家系ホラー祭りって観点から観てるからだろうね。
霊媒師、物理学者はそれぞれ熱意を持って信じていたもので巧妙にベラスコに騙されていきます。2人を殺されて、それまで生気のなかった前回調査の生き残り霊媒師のロディ・マクドウォールが目覚めて戦う所に熱くなった。『チェンジリング』(ホラー映画の方ね)のジョージ・C・スコットと同様に幽霊を恫喝します。この戦いが笑えると言えば笑えます。
家系ホラーでは、女性が性的な妄想を増大させられていくのが特徴で興味深いですね。家系ホラー映画祭りvol.3『怪奇な恋の物語』は男性性の妄想でしたが…
以前の鑑賞では地味な印象だったけど、今回の鑑賞で印象が変わったのが嬉しい。登場人物それぞれの内面をしっかりと捉えていくと楽しめます。
家系ホラー祭り鑑賞予定作品
回転1961→たたり1963→怪奇な恋の物語1968→ヘルハウス1973→家1976→ハウス1977→ 悪魔の棲む家1979→チェンジリング1980→シャイニング1980→ポルターガイスト1982→ ここから先はよくわからない、誰か教えてね。