いかにも「地獄の家」と呼ぶに相応しい禍々しさを湛えた屋敷をバックにタイトルが出るの最高！
霊能者の指からエクトプラズムが出てくるシーンを除いて、霊体のビジュアルを全く出さず、憑依やポルターガイストだけで行くスタイル。そういうのが許された時代の終わりごろなんじゃないかな？それで押し切れたのは英国ならではという感じがする。
一方でやはり70年代らしく科学的に(と言っても怪しげな機械が出てくるという意味だが)分析したり除霊しようとしたりする展開も興味深い。これがもう少し時代が降ってアメリカナイズされるとゴーストバスターズになるわけやね。
解決したのかしてないのかハッキリしないラストは定番と言う感じ。今の感覚だとそこはやっぱり屋敷が崩壊してTHE ENDってして欲しいとも思うが。
