Fisherman

北西への道のFishermanのレビュー・感想・評価

北西への道(1940年製作の映画)
3.6
「日本人の勲章」で渋い満開だったスペンサー・トレーシー出演。この時40歳、すでに渋さが出てる。
アメリカが建国される前の1750年、イギリス🇬🇧とフランス🇫🇷が東部沿岸部で領土争いをしていた時代。フランスの手下だったインディアン討伐に出征。フランス軍に発見されるリスクを避けるため、ボートを引っ張って山を越えたり、大自然と戦いながら進軍。食糧が尽きそうになり部下たちの不満も、発狂する者まで出てくる中でも芯をぶらさない意思の強いリーダーを熱演。
地図が描けるハーバードの学生を従えたのも"西へ行く"と言うロジャース少佐の志があったから。
再度の出征はさらに西、ラストの坂の上で手を振る少佐の後ろ姿がたまらん。

「近道なとない。険しき道を歩き、戦いし者だけが知ることが出来る道だ。」
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