台湾でも死の電話が流行っていることと、美々子ちゃんのルーツが台湾にあるかも？ ということで物語の舞台が台湾へ広がる。このあたりまではミステリーとして興味をひかれるんだけど、自分は残念ながらおもしろさはここまで。台湾版死の電話の元凶リーリィと日本版の美々子ちゃんの呪いがなぜあんなに似通っているのか、なぜ同じ着メロを使っているのか、レポーターの双子の妹が出た電話は結局なんだったのか、なんなら冒頭の保育園の子供が何もいない空間に手を振るシーンも物語に関係なくて意味わからないし、前作以上に頭に「？」があふれた。炭鉱跡の恐怖シーンもあまり怖くない。2を見ると前作はよくできていたんだなってことがわかる。
