ぼっちザうぉっちゃー

チャイルド・プレイ/チャッキーの種のぼっちザうぉっちゃーのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作からさらにチャッキーとティファニーの子、「シットフェイス」ことグレンが加わり、暴走するブラックなボケ(両親)に対抗する正式なツッコミとして人形喜劇を成立させていた。日本製とか言う設定はどっから来たん。

そしてついに「チャッキー」がハリウッド進出して映画化されていたり、ティファニー役のジェニファーが本人役で登場して自分の声をネタにしつつ上手く利用しつつだったり、メタっぽい雰囲気まであったのがすごい面白かった。
その他全然理解できてないであろうネタも多数見受けられた。

5作目にして、固執していた「人間戻り」を否定しついに殺人人形「チャッキー」としてのアイデンティティーに目覚める展開には、呆れというか、色々図太いなーと妙に感心した。
そしてティファニーを手にかけたがために発動する、“グレンダ”による父親殺し。
アナベルみたいな仕上がりの凶悪なビジュアルがなかなかキマッていた。
「チャッキーの種」を基に、奇しくも実現するティファニーとグレン・グレンダの受肉。
ラストのサプライズはジェイソンリスペクトかな。
『エイリアン』に続きまんまと好きなシリーズになってしまったな。