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泥棒を消せ
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『泥棒を消せ』に投稿された感想・評価


「野のユリ」(1963)「ソルジャーブルー」(1970)のラルフ・ネルソン監督による社会派フィルム・ノワール。アラン・ドロンの渡米第一作。

前科のあるヨーロッパ移民エディ(アラン・ドロン)は、愛妻クリスティン(アン・マーグレット)と娘との三人で地道ながら幸せに暮らしていた。そんなある日チャイナタウンで強盗殺人事件が起こり、ビドー警部は無実のエディを容疑者として逮捕する。警部はかつてエディが関わった事件で弾傷を受け、発砲したのはエディだと証拠もなく思い込み嫌がらせを続けていた。。。

ローキーの美しいモノクロ映像と雰囲気のあるジャジーな劇伴を用いて、戦前のギャング映画をアップデートさせたような一本。メリハリのあるシナリオ展開にアラン・ドロンの悲哀もハマっていて、個人的にはかなり好みの一本だった。

物語は社会的弱者の悲劇と捉えることができネルソン監督らしいテーマと言える。考えてみれば、かつての傑作ギャング映画でジェームズ・キャグニーが演じたのは、貧困から裏の道へ転落する社会的弱者だった。ネルソン監督が少年時代に観たであろうギャング映画の数々がその作風に影響を及ぼしているかもしれない。内容的にも時期的にもアメリカン・ニューシネマとギャング映画の中間点となる一本だと感じた。

その系譜にフィルム・ノワール作品群を含みにくいと感じるのは何故か?一方、フレンチ・フィルム・ノワールの作品には系譜に含まれるものが思い浮かぶ。自分の尺度としては“人生が描かれているかどうかで分かれる”と仮説を立てておく・・・。

※音楽は「暴力脱獄」(1967)「ダーティーハリー」(1971)「燃えよドラゴン」(1973)などの巨匠 ラロ・シフリン。