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姑獲鳥の夏のnanakoのネタバレレビュー・内容・結末

姑獲鳥の夏(2005年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

こわいです・・・。

見た時より、思い出そうとする時の方がこわいかも知れません。HP見たくないもの・・・。
でも、きっとこわい映画好きの方から見れば、全然こわくない映画なんでしょうね。

なんだかちょっとがっかりした部分は、まずキャスト。
主役の堤真一と原田知世はさすがです。堤真一のセリフの多さは凄かったし!
それ以外はあまり心に入り込んでこない・こわくもない人が多かった気がします。
2時間程度に治める為か、堤真一に語らせる場面が多く説明の印象が強いのでこわく感じません。
永瀬正敏の役作りも凄かったですが、どうしても感情移入できないし。。。

きっと原作は、昭和の情緒が残ったこわさがあるんでしょうね。
産院・赤ん坊・多重人格・幻覚剤・双子等、こわいキーワードてんこ盛りですが、京極堂(堤真一)の説明口調で観客も全てがわかる作りがどうしても入り込めない原因になっていて、少し残念です。
ですが、パーツパーツはこわいので、もうHP見たくないです(笑
子供の頃に見たら、超こわかったかも知れません。

スリーピー・ホロウのようにファンタジックにしてもらえると、私は嬉しいなぁ。日本の映画でそれはないのかしら?
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