京極夏彦京極堂シリーズ初段。
魍魎の匣が一時期有名になったけれど、本当は今作が先。
京極夏彦先生の原作はエグいくらいの量だと聞いているので原作にはなかなか手に取りづらい。
そしてその膨大な量の文字、物語を、2時間でまとめ上げることは不可能かと。
実際原作を読んでいない僕のシンプルな意見は
わからない！！！
だった。（笑）
魍魎の匣の方がまだわかりやすいかもしれないけれど、今作はかなり難解。
しかしラストの京極堂の種明かしを聞いていればなんとなーくわかる。
その代わり映像がとても際立っていて、照明の当て方やカメラの歪みなどの工夫がされていて、終始不気味な雰囲気を漂わせていた。
出てくるキャラクターはやはり魅力的で、役に合ってると思う。
堤真一さんは京極堂似合ってるなぁ。
しかしこういった時代の悲劇っていうのは、家系関係か赤子関係ばかりのような気がする…。
ミステリーの王道を知るなら京極夏彦シリーズですね。
