あおみどろ

ランボー 最後の戦場のあおみどろのレビュー・感想・評価

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)
4.0
シリーズ史上最も苛烈な『ランボー』。頭が吹き飛び四肢が吹き飛び、「戦争とは何たるか」を視覚的にこれでもかと見せつけてくる、ただのアクションでは終わらないある意味『ランボー』の集大成。『〜怒りの脱出』『〜怒りのアフガン』なんていう生易しいものなど無い。これこそ戦争、これこそジョン・ランボーという名の男が歩んできた道。
………とは言えど、やはりランボーを「悲哀のベトナム帰還兵」としてではなく「ベトナム戦争の英雄」、即ちヒーローとして描くのは純粋にカッコイイ。窮地に颯爽と現れ弓矢で敵を撃ち抜いてく、その安心感たるや。残酷ではあるがしっかりとヒーロームーブしていく、これもまた『ランボー』の真骨頂也。
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