うだつの上がらない男、薬中のダイヤモンド☆ユカイ、ヤクザとしての本懐を遂げれなかったチンピラ。
三者三様、全く違う三人の男達が「走る」「走る」「走る」
その絵が82分という短い時間にパンパンに詰め込まれた結果、この映画は恐ろしいくらいのエネルギーに満ち溢れている。
見ている間私はそれをずっと浴びてしまい、特に理由は見当たらないが心が元気になった。
セリフが少ないお陰か、余計なノイズも無くそのエネルギーを堪能できるため、元気になりたい人にオススメである。
追記、この映画サブキャラも面白いのがいっぱいいるのよ、特に銃オタクの男の人が面白い。
早口でも無い、吃っても無い、っていうか滅茶苦茶良い声してるけど、そこから小一時間放たれる銃愛は三人同様にエネルギッシュだったなあ