リチャード・フライシャーと並列化され語られることの多いドン・シーゲルであるが、フライシャーが過不足のない「引き算の作家」であるとするならば、シーゲルは「足し算の作家」である。それが顕著なのがまさに本…
>>続きを読むリー・マーヴィンのパートが死ぬほど面白い、盲学校での犯罪者二人の傍若無人っぷりを見せそこで違和感を覚えたマーヴィンが事の真相を突き止めようとするとか物語の導入として完璧
それに対してカサヴェテスの…
凄かった……ジョニー(ジョン・カサヴェテス)の死に様の意味を知った時、チャーリー(リー・マーヴィン)の胸中にどんな感情が湧き上がっただろうか。本当のところそれは彼にしか分からないけど……でも、“分か…
>>続きを読むロバート・シオドマク監督の『殺人者』のリメイクらしいが、これはこれでハッタリの効いた好編である。監督はドン・シーゲル。『ダーティハリー』同様に苛烈な暴力描写が炸裂。
リー・マーヴィンの男臭い存在感…
クルーギャラガーがおもむろに椅子から立ち上がりアンジーディキンソンをぶん殴る瞬間に挿入される手持ちショットの生々しさがすごい。
相棒と昼飯にステーキを食うリーマービンが指先で白ワインを揺すり続けるも…
フィルム全体に溢れる端正な緊張感と非情さがたまらない。そして毎度のことながら、殺すまでの過程をジワジワと描く一方で殺すシーンが呆気なく、説明なく次のショットへ切り替わることも多いため、ショットの連鎖…
>>続きを読むリー・マーヴィン大好きなので期待していたら割と出番少なかった。というのも餡子となるジョン・カサヴェテスとアンディ・ディキンソンの成り行きの回想シーンが長くてまたも寝落ち!スクリーンプロセスの運転シー…
>>続きを読むカサヴェテスのレーサー時代の相棒だったメカニックの男が彼のレースをいくつか回想するが全てが異様で凄い。セットでの撮影とロケでの撮影、スクリーンプロセスと実際のレースの記録映像(?)が混ざり合い関係の…
>>続きを読むロナルド・レーガンとアンジー・ディキンソンを殺しに行くリー・マーヴィンがジョン・カサヴェテスと同じ場所に銃弾を受けることによってカサヴェテスの意志を継承する者になる。マーヴィンもカサヴェテスも共に男…
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