たむランボー怒りの脱出

殺人者たちのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

殺人者たち(1964年製作の映画)
4.5
ロナルド・レーガンとアンジー・ディキンソンを殺しに行くリー・マーヴィンがジョン・カサヴェテスと同じ場所に銃弾を受けることによってカサヴェテスの意志を継承する者になる。マーヴィンもカサヴェテスも共に男同士の絆で結ばれた相棒がいて共にレーガンとディキンソンによって傷つけられている。その関係性は同性愛的なものを思わせる、特にカサヴェテスの相棒役の俳優が女に嫉妬している様子の悲痛さは中々のものだと思う。リー・マーヴィンが横腹に傷を受けてからの覚醒が泣けるのよ。