IMAO

殺人者たちのIMAOのネタバレレビュー・内容・結末

殺人者たち(1964年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これ、ジョン・キャサベテス、リー・マーヴィン、そしてロナルド・レーガン出演というとても面白い組み合わせ。
殺し屋であるリー・マーヴィンとその相棒クルー・ギャラガーは頼まれて元レーサーのキャサべテスを殺す。しかし、殺される時に彼は抵抗しなかった。そのことに疑問を持ったリー・マーヴィンはキャサべテスの関係者を追ってゆき、そこにまつわる大金のありかを探ろうとするが…
関係者に聞いてゆく、という構成は『羅生門』に代表されるやり方だが、その一つ一つがレースの場面や強盗の場面など退屈させない。そしてこの事件全体を牽引するのはファム・ファタール。最後に彼女が裏切るのはこの手の王道な展開だが、観ていてとても気持ち良い。
ラストのリー・マーヴィンの転ぶ姿はとても上手!役者としてのロナルド・レーガンって多分初めて観ました^^
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