ロバート・シオドマク監督の『殺人者』のリメイクらしいが、これはこれでハッタリの効いた好編である。監督はドン・シーゲル。『ダーティハリー』同様に苛烈な暴力描写が炸裂。
リー・マーヴィンの男臭い存在感が強烈で、後に大統領になるロナルド・レーガンからジョン・カサヴェテス、シーモア・カッセル、更にはアンジー・ディッキンソンまでとにかく豪華キャスト。
原作があのアーネスト・ヘミングウェイという事実も最近知って意外に思った。どんな原作なのだろうか。やっぱり一番光ってたのはリー・マーヴィンよりもカーレーサー役のジョン・カサヴェテス。彼の不気味なオーラは凄いですよ。
