瀧

殺人者たちの瀧のレビュー・感想・評価

殺人者たち(1964年製作の映画)
4.5
リー・マーヴィンのパートが死ぬほど面白い、盲学校での犯罪者二人の傍若無人っぷりを見せそこで違和感を覚えたマーヴィンが事の真相を突き止めようとするとか物語の導入として完璧

それに対してカサヴェテスの回想がかなり微妙、カラーだとスクリーンプロセス悪目立ちしてるのに無駄に長いしやたら多様してくる

中盤は合間にいちいち挟まれる回想で眠くなったけど終盤はキレッキレで目が冴えた
唐突な狙撃から始まり、歩道に猛スピードで停車して足元に血が滴るワンカット
「時間がないんでね」最高ですね
瀧